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【禁聞】中国ミニブログ数 13億超

2013年12月22日

【新唐人2013年12月22日付ニュース】中国当局の発表によると、11月末の時点で中国のミニブログは、アカウント数が13億を突破しました。これを受け国営メディアは、いかにミニブログを利用して政府の声を浸透させるかを話し合いました。しかし専門家は、言論の自由を保障しなければ、どれほど政府系のミニブログを増やしても、民衆から支持されないと述べます。

 

党直轄の「インターネット情報室」と「人民日報」が合同で主催した会議では、11月末の時点で中国のミニブログはアカウント数が13億を突破し、ネットにおける情報伝達の主な手段の1つになった、と発表されました。これを受け、27社、61人のミニブログの代表者が、ミニブログにおける国営メディアの影響力強化について話し合いました。

 

これについて専門家は、国営メディアは、ミニブログやウィーチャットの急速な発展に脅威を感じていると話します。

 

ネット作家 野渡:

「ミニブログとウェイシンは国営メディアに衝撃を与えました。以前、メディアは全て政府の所有でしたが、ミニブログは個人がメディアになれます。そこで多くの市民が引き付けられました

 

検閲の厳しいネットにおいて、相対的に自由なミニブログには、大きな魅力があるため、ブログが閉鎖されても、何度も登録し直す人が少なくありません。

 

ネットユーザー 秀才江湖

「中国では常にアカントが閉鎖される危険があります。私は何十個もアカウントがありますが、以前のものは全部閉鎖されました。政府を厳しく批判するとすぐに閉鎖されます。何百回も閉鎖された人もおり、「転生党」と呼ばれています

 

ミニブログの影響力に目をつけた国営メディアはオフィシャルミニブログを立ち上げ、世論の誘導を試みています。しかし専門家は、当局は国営メディアを買いかぶりすぎていると指摘します。

 

ネット作家 野渡

「市民は政府の声を信じていません。官民の衝突が激化し、政府への信頼が低下している中。国営メディアは世論の支持を得られません。むしろ、市民が信じるのは、人気ブロガーや草の根活動家の声です

 

党の功績ばかりをたたえる国営メディアは、庶民の苦しみには目を向けてこなかったと、多くのネットユーザーは批判します。

 

ネットユーザー 秀才江湖

「昔は中央テレビの天下で、政府の声しか聞けず、それを信じるしかありませんでした。でも今はミニブログがあるので、国営メディアのウソが一目瞭然です。市民も容易にだまされません」

 

ネット作家の野渡(のと)さんによると、ミニブログは誕生以来、当局の圧力にさらされ続けてきたものの、大きく発展してきました。当局がこの巨大なソーシャルメディアをコントロールしようとすれば、膨大な予算が必要になるため、特定のブロガーしか取り締まれないからです。

 

しかし、そのような見せしめのための取締りをやっても、あまり効果はないと見られます。世の中の大きな流れに、中国当局は逆らいようがないのです。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/12a1020383.html (中国語)

 

(翻訳/徳山 ナレーター/村上 映像編集/工)

 

 

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